英文契約書

英文契約書が必要になる場面というのは、英語圏の国にある企業や人と何らかの契約を結ぶ場合です。もちろん日本国内で契約するのであれば日本の国内法が適用されるので書式も日本式でいいのですが、例えばアメリカ国内で契約書を交わすとなると話は変わってきます。アメリカの国内法に基づいた書式にしなければなりません。当然言語も英語なので英文契約書となります。 英文契約書の書式を知る前に、まずは先方の法律制度や慣習を知っておく必要があります。どんなに英語力があっても契約書としての効力が無ければ何の意味もありません。

活用英文契約文例

英文契約書その2

それでは英文契約書に特化して知っておきたいこととはどんなことでしょうか。おそらくそれだけでスペースがいっぱいになってしまうと思いますが、英文契約書として最低限記載しておかなければならないものを順にご紹介します。 ・目的規定 Purpose of the Agreement ・適用範囲 Scope of Applications ・当事者の関係 Relationship of Parties ・秘密保持条項 Secrecy or Confidentiality ・契約期間 Contract Period or Duration ・契約違反及び財政困難による解除 Termination by Breach and Financial Difficulty ・自由解約条項 Termination at Will ・契約終了後の効果及び措置 Effect after Termination ・期限の利益喪失条項 Acceleration ・損害賠償条項 Damages ・損害賠償額の予定条項 Liquidated Damages ・訴訟費用負担 Litigation Cost ・不可抗力免責条項 Force Majeure ・履行困難または事情変更条項 Hardship or Change of Circumstances ・完全合意条項 Entire Agreement or Integration ・責任否定条項 Disclaimer ・分割有効性、適法性、又は無効条項 Severablity, Legality or Invalid Provision ・権利放棄 Waiver ・譲渡可能性 Assignability ・通知条項 Notice ・見出し語 Headlines ・言語 Language ・誠実協議条項 Good Faith Negotiation ・準拠法条項 Governing Law ・仲裁条項 Arbitration ・裁判所管轄 Jurisdiciton どうですか?英文契約書はこれだけの条項を全てカバーしている必要があります。何せ訴訟大国のアメリカが相手となればこれでもかというくらい細かい規定を英文契約書に交わしておかないと後でモメることになります。とある女優さんがテレビで言っていましたが、ハリウッドでは休憩時に出されるコーヒーの銘柄まで契約書に盛り込まれているということでした。日本人の感覚ではそんなことくらいは臨機応変にすれば良いことだと思いますが、このあたりはさすが訴訟大国アメリカです。 これを見て、こんなことはとてもじゃないけれど大変だと思った方も多いでしょう。実際に筆者もこれを見てゼロの状態から英文契約書を作成するのは不可能に近いと実感しました。 何でも揃っている便利な時代である今では、この厄介な英文契約書を自動的に作成してくれるソフトがあります。契約に際して必要な事項を入力すると後は契約書の体裁に整えられたものが自動的に出力されます。日本語用のソフトなのですが、英文契約書を作成する機能が付いているので、これを使えば英文契約書はお手のものです。