モンブランの財布

モンブランは財布というより、万年筆のイメージが強いと思います。万年筆にはいくつか世界的なブランドがありますが、モンブランはその最高峰に位置するブランドです。モンブランという名称はスイスの山から由来しているのですが、モンブランはドイツのブランドです。時計で世界的なブランドを確立しているスイスのイメージに合わせたブランディング戦略だと思います。 筆者も文章を仕事としている関係上、モンブランの万年筆を使用しています。それは単に品質ということだけではなく、物書きとしてプロになるという意思表明をするためのアイテムという感じでしょうか。日本にもパイロットやセーラーなど高品質な万年筆を作っているメーカーはあります。日本製の商品ですから、もしかするとモンブランよりも品質は上回っているかも知れません。ですがモンブランには伝統と、それに裏打ちされたオーラのようなものがあり、モンブランの万年筆でないと書けないという作家は世界中にたくさんいるそうです。そんな人たちにあやかるという意味でもモンブランを愛用しています。

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モンブランの財布その2

さて話をモンブランの財布に戻しましょう。モンブランは万年筆の世界的ブランドであるとともに、革製品でも世界的な地位を確立しています。時代はどんどんスピードアップして物のライフサイクルも短くなっている感がありますが、モンブランの財布はそういった流れと逆行するように、永遠に変わらない価値を追及することをコンセプトとしています。実際にモンブランの財布を見てみると、はっきり言ってそれほど目新しいデザインではありません。むしろシンプルで、他にも同様のものはいくらでもありそうな気すらします。ですが「財布とは本来こういうもの。これ以外の機能は全て無駄」ということを暗に主張しているかのようで、そこにモンブラン財布の価値を見出せる人にとってはこうでないといけないのでしょう。 モンブランの財布は基本的に黒です。他のダイアリーなどでは黒以外のカラーバリエーションがありますが、モンブランは財布についてはほとんど黒しか製造していません。これもモンブランの財布に対するこだわりがあるのだと思いますが、真意は不明です。いずれにしても長く使うためのものとして、飽きのこない色であったりデザインを追及した結果がこうなのだと思います。お値段は長財布で4万円弱、コインケースで1万円台と、素材や工程にこだわった商品の割にはリーズナブルなのもモンブラン財布が支持される理由でしょう。